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売却前提でマンションを購入して後悔しない?住み替え前提で考えるリアルな体験談と注意点

いずれ主人の実家の方に戻る予定なので、売る前提で、マンション購入を考えております。

 

が、買ったときの値段よりかなり安くしか売れず、多額のローンだけが残ったらどうしようかと二の足をふんでいるところで、他の皆さんはどうなんだろうかと思い、質問させて頂きました。

 

築年数、利便性などで、値段が変わるのは十分承知しております。

 

その上でなんですが、やっぱり買った時の値段より、売った時の値段の方が安かったですか?

 

あと、差額はどれぐらいありましたか?

 

参考にしたいので、ぜひご意見をお願いします┏○ペコッ

「将来売る前提でマンションを買っても大丈夫?」という不安にFPが答えます


このご相談、実はFP相談でも非常に多いテーマです。

 

「いずれは夫の実家に戻る予定。だから、それまでの仮住まいとしてマンションを買いたい。でも数年後に売るとき、安くしか売れずローンが残ったらどうしよう…」というお悩みですね。

 

まず結論からお伝えすると、「売却前提での購入」には明確なリスクが伴います。しかし、それを理解した上で、**いくつかの条件を満たせば“買ってもOK”**というケースもあります。

 

1. “出口戦略”がない購入は非常に危険です

住宅ローンは、通常30~35年の長期にわたる返済計画が前提です。それを数年以内に売却する予定で組むということは、そもそも「出口(売却)」に耐えられる設計になっていないと、売却時にローン残高が上回る=オーバーローンの状態になってしまいます。
これはつまり、「売ってもローンが完済できず、差額を現金で払う」ことになります。住み替え資金が消えてしまうリスクがあるのです。

2. 売却リスクを下げるために絶対に押さえる3つのポイント

以下の3つは、FPとして絶対に押さえてほしい購入条件です:
● 立地(駅徒歩10分以内・人気エリア)
不動産は「どこにあるか」がすべてと言っても過言ではありません。将来売ることを見越すなら、利便性が高く、供給過多でない地域を選ぶことが大前提です。
● 借入額とローン期間の調整
「将来売る」と分かっているなら、月々の支払いに無理がなく、かつ早めに元本が減る返済設計が必要です。
頭金を多めに入れる、返済期間を短めに設定する、ボーナス併用を避ける、といった方法が有効です。
● 新築より中古・築浅物件を検討する
新築マンションは、購入直後に“新築プレミアム”が剥がれるため、数年で数百万円の価値下落があるのが一般的です。逆に、築5〜10年で価格が落ち着いた中古マンションであれば、将来の価格下落リスクが小さくなります。

3. 売却価格を事前に予測する方法

不安を少しでも減らすために、「いま買おうとしている物件が、将来いくらで売れる可能性があるか」を事前に知っておくことが大切です。

 

そこで活用したいのが、イエウールなどの無料一括査定サービスです。

 

マンション名や広さ・立地を入れるだけで、似た条件の物件がどれくらいで取引されているかを、複数の不動産会社が見積もってくれます。
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これは「まだ買ってない物件」でも使えるので、購入前のチェックにも最適です。

4. “家賃と同じ感覚”で買っていいのか?

「どうせ何年か住むなら、家賃を払うよりローンで資産になる方がいい」と考える人もいます。確かに一理あります。

 

しかし、持ち家は家賃の代わりに「管理費・修繕費・固定資産税・保険」などがかかることを忘れがちです。

 

また、住んでいる間もマンションは劣化します。設備の古さ、壁紙の傷、近隣の変化などで想定より安くしか売れないことも多いのです。

5. 買うべきか、賃貸にすべきかの判断基準

以下のような方は、「売却前提での購入」でも損しづらいと考えられます。

・転勤や帰郷までの期間が5年以上ある
・頭金を多めに入れられる
・購入価格が相場より割安
・人気エリアの駅近物件
・築浅の中古を検討している

逆に、「2~3年で出る可能性がある」「借入がフルローン」「立地に不安がある」なら、賃貸の方が合理的です。

売却前提の購入には“シミュレーション”と“覚悟”が必要

不動産は「売ること」が難しい資産です。買うのは簡単でも、売るときには多くの費用と時間がかかります。

 

将来の家計やライフプランを考えたうえで、今「買っていいタイミング」かどうかを冷静に見極めることが大切です。

 

迷ったら、まずは査定だけでも出してみると、視野が広がりますよ。

 

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みんなのリアルな回答まとめ

こればっかりはわかりません。

 

まず情報が少なすぎる。

 

エリア、広さ、何年後に売るのかによって全然違うし…。

 

それに、その時々でだいたいの相場はあるけど、相場はあくまで相場。

 

知人の話ですが、同じように将来売却する予定だからと、駅近のマンションを買ってました。角部屋、最上階、とかそこらへんも気にしてました。

 

また別の知人は、10年未満で売却したところ、購入時のプラス500万になったと。

 

そこはマンションが建った後で大きな商業施設が出来て、駅周辺も変わり人気が出たからだとか。

 

ちなみにうちのマンションは今売却しても500万以上赤字になるので売れません。

 

将来売却する予定なら、人気エリアの駅近がいいと思いますよ。あと広過ぎても売りづらいとか、間取りも人気不人気があるみたいなので、不動産屋さんに相談してみてもいいかもしれませんね。

 

築年数、利便性で値段がかわる、というのはご存知なんですよね。あとは買った時期によります。バブル期に買った方は、多額のローンが残る事もあります。

 

なので、今買って、売却時に地価や景気が上がってれば高く売れるし、逆なら下げないと売れないし。

 

また、地域に凶悪犯罪が起こった、事故物件になった、学区が荒れたなども値下げ要因になります。

 

高く売れた、というのは結果論でしかないです。

 

でも残債が残らない方法は、現金購入やローンを組む金額を少なくする事があります。

 

多額のローンが残る心配があるなら、少額のローンにするしかないかな。

 

売却前提で購入というのは、相応にリスクがありますよ。今はリスクがあると思います。

 

ちなみに、ウチは価格上昇前に買って、ローンも預貯金で消せる位まで減ったし、購入価格より高値で取引されてますので、損する事はないですね~。

 

実際にマンションに住んでいると、その分は安くなっても仕方がない、と考えています。

 

例えば、2000万のマンションを購入。5年間住みました。
似た感じの近所の賃貸物件の相場を見て、家賃10万とすると・・・

 

10万×12ヶ月×5年=600万  このくらいの値下がりは仕方がないと思っています。
分譲だろうが、賃貸だろうが住居費はかかるから。
(ローンがあるからこんなに単純ではないけど)

 

投機目的でなく、生活するためのマンションで利益が出る(利益を出す)なんてこと、あまりないと思うけど・・・

 

うちの近所だと、駅直結のタワマンなら10年以内の物件で売り出し価格同等か若干下がった価格で売り出されています。

 

しかし売買価格もそれなりですから、その都度、諸費用もかかってると思いますよ。

 

あがる事はほぼないといってもないわけではないです。

 

知り合いが買った都心のマンション。

 

オリンピック需要などで買った時よりもローンの金利などを考えても余裕でプラスなんだそうです。

 

関西の某ベッドタウン(という感じでもないけど)のマンション。

 

10年ほど前の不景気に完成。

 

戸数が多かった事、周りで反対運動があった事などにより売れ残り販売初期よりも値下げしてなんとか完売。

 

そして現在、立地は結構いいし建物自体もそこそこいいもの。

 

元々人気地区だったこともあり値段は販売額前後(プラスマイナス2~300万円)。

 

特急が停まる駅で駅前ではないですが徒歩圏内、利便性はかなりいいです。

 

空き待ちをしている人が常にいるので売買の広告がほぼ入りません。

 

基本的に日本では建物は立った直後から値段が下がっていきます。

 

基本的に戸建てよりもマンションの方が値下がりしやすいらしいですが(戸建ては土地代が占める部分が大きい)これも地域差があるのでなんとも、ですね。

 

なので値上がりする事はまずないと思った方がいいです。

 

値上がりを見越すなら、新駅が出来る辺りとか再開発で人が増えそうとか…賭けですね。

 

上の方の方がおっしゃる様に、賃貸の家賃等も考えてみてください。

 

激安で売りました

 

バブル期に新築で買ったマンションで、築20年になってたかな…

 

駅は近いけど他に利便性のよい面はなく、うちは早く手放したかったのもあって、買った価格よりずーーーーーっと下げて売りました。

 

ローン+管理費+修繕費+固定資産税+火災保険など合算すると、高めの賃貸に住んだな…というかんじの損失でした。

 

このマンションはすごく値崩れして、年数経つうちに民度も下がったので、他の部屋の売却額もかなり下がりましたが、うちはそれよりさらに下げてとっとと売りました。

 

所有してる間の管理費ももったいないし、固定資産税は日割り計算で買主から頂くし、ガスは止めましたが電気は止められないので基本料金はかかるし、ダラダラ所有しててもいいことなかったので。

 

実家に帰る予定の人は、購入せずに賃貸でしたよ。

 

固定資産税も管理費もあるし、区分所有者の義務(マンション管理の組合)もあるし、お金以外の煩わしさもハンパないです。

 

ご主人の実家に戻る予定なのに、どうして購入なんですか?

 

減税があっても固定資産税とトントンくらいだし、買ったときより高く売れるなんてよほど良い立地で当初の購入費も高いだろうし、今はまたちょっとした建築バブルで物件も高いだろうに。

 

もちろん、買うタイミング・売るタイミングによりますが、高い賃貸に住む+売買の手間賃くらいは覚悟した方がいいかもしれませんね。

 

新築ではなく、ある程度価格が落ちきった中古物件の方が値崩れしにくいと思いますよ。

たくさんのご意見ありがとうございました。

 

意外と買ったときよりも値上がった方が多くでびっくりしましたが、殆ど一握りの方だけですよね(^-^;)

 

私も主人も、月々の支払いは家賃と考えて、売る時に頭金ぐらいは戻ってきたらいいよねっと話していたので、買ったときよりも高値で売るつもりはありませんでしたが、それすらも厳しいのかもしれないですね…

 

築浅の物件も視野に入れて、探してみたいと思います。

 

まとめてのお礼で申し訳ありませんが、ありがとうございました┏○ペコッ

まとめ|売却前提でマンションを買うなら、想像以上に“覚悟”が必要です

今回の質問に対して、さまざまな立場からリアルな声が集まりました。
なかには「買ったときより高く売れた」というラッキーな例もありましたが、それはほんの一握り。多くの人は「安くしか売れなかった」「ローンが残るのが怖い」「生活するための出費と割り切った」という声でした。

 

共通していたのは、こんなポイントです。

・駅近・人気エリアであれば、売却しやすく価値が落ちにくい
・新築は値下がりしやすく、中古の方がリスクが少ない場合もある
・売却時に利益が出ることはあまり期待しない方がいい
・住んだ年数分は“家賃”として受け入れる覚悟が必要
・管理費・修繕費・固定資産税など、持ち家ならではのコストも忘れずに

そしてなにより、「売却を前提にするなら、あらかじめ“いくらで売れそうか”を把握しておく」ことが大切です。

 

あとになって「こんなはずじゃなかった」とならないよう、購入前から出口戦略をもっておくことが、後悔しないための第一歩です。

 

もし迷っているなら、一度だけでも将来売却したときの価格の目安を知っておくと、選び方がまるで変わってきます。

 

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買う前だからこそ、慎重に。後悔しない選択ができるよう、しっかり準備していきましょう。