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夫婦共に35歳、小1の息子の3人家族です。この度、建売物件でかなり良いものに出会いました。
値段が3100万円です。初期費用は170万円です。
ものすごく気に入って購入したいのですが、主人、額面での年収が460万で、私がパートで80万程の収入です。
貯蓄は550万円。別で子供用に150万ほどあります。子供は訳あってこれ以上産めないので一人になります。
車は時々しか使わないので両親から無料で借りていて、これからも借りれます。
貯蓄の550万円から初期費用の170万円と、頭金は100万を入れ、手元に280万を残して、35年、3000万のローンを組みたいと思っています。
金利0.575はいけるだろうとの事で月81503円の支払いになります。
両親から100万ほどお祝いをいただく予定なのでそれは家具にあてようと思っています。
主人は勤続10年で少しづつですが年収が上がってきています。こんな家族なのですが、購入は無謀でしょうか…。
来年から103万枠で働き、子供がもう少し手が離れたらフルタイムのパートをしようと思っています。
実は住宅を探し始めて4年ほど経過していて、いままで2回購入までいきそうになった事がありましたが、寸前で取られるというパターンでした。
私たちの収入ではパワービルダー系の安い建売しか買えないはずが、今回、グレードのある程度高い良い物件に出会えて逃したくないという気持ちが強いんです。
やっぱり無謀でしょうか…主人は少々不安のようなんです。何かアドバイスを頂けないでしょうか?
相談まとめ
家族構成:夫(35歳)、妻(35歳)、小1の息子の3人家族
夫の年収:額面約460万円(勤続10年、今後も少しずつ昇給見込み)
妻の収入:パート年収約80万円(来年から103万円枠で働く予定)
貯蓄:550万円(別に子ども用に150万円あり)
住宅購入希望:
物件価格:3100万円(グレード高めの建売物件)
初期費用:170万円
頭金:100万円
購入後の手持ち現金:約280万円
ローン計画:
借入額:3000万円
ローン期間:35年
金利:変動金利0.575%
月々返済額:約81,503円
その他:
両親から100万円のお祝い金予定(家具に充当)
車は親から無償で借用予定(今後も継続予定)
将来設計:
妻は子どもが成長したらフルタイムパートへ移行希望
子どもは一人で確定(追加出産予定なし)
背景:
家探しは4年目、過去に2回購入直前で流れた経験あり
今回出会った物件に「逃したくない」という強い気持ち
主人は購入に不安を感じている
相談内容
この収入・家計状況で3100万円の家を買うのは無謀か?
買うためにできる対策・注意点はあるか?
住宅購入は、家族の未来を左右する一大決断です。
今回のように「年収460万円で3000万円の住宅ローンを組んでよいか」という相談に対して、FP(ファイナンシャル・プランナー)の立場から整理してお伝えしたいのは、以下のポイントです。
3000万円の住宅ローンは、月々の支払いが約8万円台になります。
一般的に住宅ローンは手取り年収の25%以内に収めるのが理想とされますが、今回はかなりギリギリの水準です。
さらに、戸建て購入後はローンだけでなく、
固定資産税(月1万円換算)
光熱費増(戸建ては夏冬の冷暖房費が高くなる)
将来の修繕費(外壁、屋根、給湯器など)
これらの「見えない支出」も重なります。
つまり、ローン返済以外にも確実に月2~3万円は固定費が上がると見ておくべきです。
→単純に「払えるか」だけで判断するのは危険です。
35年ローンを組むと完済時は70歳を超えます。
一般的な定年退職(60~65歳)を考えると、退職後10年近くもローン支払いが続くリスクを抱えることになります。
そのため、
できる限り「繰り上げ返済」のペースを早める
ボーナスを丸ごと貯蓄や返済原資に充てる
毎月の生活費を徹底的に引き締める
こうした工夫で、30年以内に完済できるペースを目指すべきです。
今回、購入を安全圏に近づけるために最も現実的な方法は、「妻の収入アップ」で世帯年収を600万円以上に押し上げること」です。
来年から103万円枠ではなく、
130万円を超える(社会保険加入OK)
できればフルタイムパート(180〜200万円以上)
を目指して働くことが現実的な対策になります。
→「ローンを背負う代わりに、世帯収入を引き上げる」。
これが、今後家計を健全に保つカギです。
今回のローンは変動金利設定ですが、今後金利が1%上がった場合、毎月の支払いは1万円以上増える可能性があります。
また、小学生から高校・大学と進学するにつれて、教育費(塾・習い事・私立進学など)が爆発的に増加します。
つまり、「今の生活だけ」ではなく「10年後の生活」を見据えた計画が絶対に必要なのです。
夢を叶えるために、背伸びする覚悟は悪いことではありません。
でも、その背伸びを「努力で支えられるか」を冷静に見極めるべきです。
いま焦って契約するのではなく、少しでも家計の体力を強くしてから、安心してマイホームに進む。それが、未来の後悔を防ぐ唯一の方法です。
・モゲチェックで30年以内完済できるローン条件を比較
・タウンライフ家づくりで資金シミュレーションを作る
・家計を棚卸しして、生活費・教育費・老後資金まで見通す
・今のうちにフルタイム勤務に移行する計画を立てる
ご主人が35才なのに何故35年ローンなのでしょうか。
年数の浅いうちから積極的な繰り上げ返済を実行するといことでもなければ、70才完済は非現実的。
少なくとも定年を迎える65才までの期間。30年ローンで可能であるのか計算なさるべき。
ちなみに 同様な金利で30年ローンの場合では月9万位の返済になるかと思います。
今、賃貸住まいなさっているかと思いますが、今のお家賃とローンの返済額はあまり大きくは変えない方が得策。
一戸建て住いではアパートやマンションよりは光熱費が多くかかりがち。
冷暖房を多く使用する時期では電気だけで月2万3万かかることも決して珍しくありません。それでも暮らしていけそうでしょうか。
毎年納税する固定資産税も多分お考えになっているよりも大きな額がかかってくるでしょう。我が家も同様な収入ですので現実的なところで2千万位の物件で年9万の税額です。
物件が建てられている地域や家の建て方や設備内容によっても固定資産税の評価は様々ですが、少なくとも我が家よりは大きな額が課税されてくることは間違いないでしょう。それを毎年支払っていけそうなのか。
我が家では家賃並みの返済額でなければマイホームを持つことは決断しなかったと思いますので、この価格であったら我が家では実行しません。
32歳でしたが家は同じくらいの値段でした。
親から新築を建てるよう急かされ、援助があり400万出してもらいました。別に400万を頭金にして、2400万のローンを組みました。
そのあと入居して、庭がないことに気付き、外構を頼みました。80万でした。一括しました。物置も10万くらいで数年して買いました。
子どもは、二人です。それから繰り上げをして、ローンは、2000万を切りましたが、生活は厳しいです。
主人550万(収入アップあり)、私250万(収入アップなし)の年収です。参考までに。
逃したくないなら今すぐフルタイムで働く。
200万くらい稼いでくれば世帯で660です。
今のままなら無理です。辞めたほうがいい。
ここは慎重派が多いのと、妻は扶養内パートの前提だからどうしても夫の年収だけで、と言われますが私は条件によっては世帯収入で考えたっていいと思います。
同じく一年生の娘がいて夫婦収入比が6対4くらいで買った時は世帯額面合算の5倍のローン組んでます。
うちも一人っ子決定で家族全員健康で私が働きたいタイプ。当時子供は1歳だったけどいい保育園に入れて私が仕事を辞めなくちゃならない要素が考えにくかったから踏み切りました。
大きく節約してるのは車なし、旅行は近場でたまに、というくらいであとは普通に軽く節約しながら生活できてます。
お子さんはもう1年生なので病気ばかりで働けないとか保育園に入れないなどの労働阻害要素がない、お子さんの人数も決定なら働けばいいのに。
もちろん学童の空きとかいろいろあるけど。
欲しいものが収入からして高いから諦めるのももちろんいいですが、欲しいから収入を上げるのもいいと思いますよ。
あと、来年から103万は主様世帯にはあまり意味のある数字じゃなくなります。
今でも失礼ながらご主人の年収では配偶者控除の恩恵はかなり少ないし、多額の配偶者扶養手当がご主人の会社から支給されているのでなければ、いきなりフルタイムでなくてももっと稼いでくる方が手取りも上がります。
私は物欲強いので欲しいもの買うために働くタイプなので主様宅のように世帯にまだ伸びしろがあるなら伸ばして買えばいいのに、と思ってしまいます。
35歳から35年ローンで8.1万でもきついですが、そもそも35年ローンをやめましょう。
いつまで払うつもりですか?
最低でも30年ローンでボーナス払いなしで計算してやっていけるか考えましょう。
今までの家賃はおいくらですか?
そこも計算して、毎月いくら固定費が増えるのか?
光熱費や固定資産税もあります。固定資産税は月+1万で計算していいんじゃないでしょうか。
30年ローンで計算して月9万くらいだとすると、固定資産税入れて毎月10万・・・無理だと思いますよ。
正直貯金額も少ないですし、お子さんが一番お金のかからない小学生の間ですら赤字になるのでは。。
固定費は削りようがないから無理して買っても破産するだけですよ。
収入に対してどれだけの割合のお金を掛けれるかによると思います。
極端な話を言えば収入540万に対してグレードの高い物件を購入したいからと、他を節約して毎年200万以上貯金されてきた家庭であれば購入しても問題なしと思います。
今、現在の毎年の貯蓄ペースはどんな感じで繰り上げ返済にまわせるような計画でしょうか。
車なしで子供7歳で現在の貯蓄が子供分を含めて700万、家を探し始めて4年ということを考えると購入は危ういと思います。
車は実家に借りればいいという安易なところも含めてです。
親はいつまでも元気ではありませんし、車は半永久的なものでもありません。
車はなくても構わないという心づもりがあるならいいんですけど、時々でも必要というのであれば考えは改めないといけないです。
家は買っておしまいではなく固定資産税あり修繕費用に積み立ても必要。
子供の教育費もかかってきますし、並行して子供の為の貯蓄のペースも上げていかねばならないのでは?
購入するならかなりキツキツ家計を覚悟して、でもやっぱり家にはお金を掛けたいという意気込みがあるのなら・・・、という前提のお話かなと思います。
もちろん家の為に主さんが早めにフルタイムのお仕事を始めるというのもありです。
家のグレードを妥協するか働いて収入をあげるか生活レベルをさげるか、どれかを選ばなければいけない収入額です。
お子さん1人なら戸建てじゃなくてもいいかと。その金利なら変動だと思うのでずっとその金利で考えるのは危険かと。
私なら夫に身の丈に合わない借金を一人背負わせたくないです。
借金背負わせたくながら働くってけっこうしんどいですよ。
私は共働きですが、夫が苦しくなった場合は私が借金背負うつもりで住宅ローン組みました。
その覚悟ありますか?
うちも同じくらいの年収で旦那35歳のときに中古マンションを買いました。うちは旦那の年収の4倍、私のパート代も入れた世帯年収で3倍のローンにしましたが、ギリギリです。子供2人居るせいですが…
家は買ったら修繕費が掛かります。だいたい30年間で700万位だそうです。家電の買い替えや教育費もあるし、繰り上げ返済も必要だし、結構大変です。
でも銀行が融資してくれると言うなら主様宅の支払い能力有りと判断されたのでしょうから、ここで無理とは言えないでしょうが、旦那さんが同じくらいの年収の者として、自分に置き換えると大変かなと思いました。
私の額面年収が同じくらいです。母子3人暮らしです。
小・中学生の子どもがいます。中古マンションを購入し、35年でローンを1000万円組んでいます。
当時住んでいた家賃と同じくらいの負担になるよう設定しました。
ローン+管理費+固定資産税で月に6万5千円ほど払っていますがこれでもしんどいですよ。
上で出ていますがボーナスは別で取り置き、月収の住居費を除いて生活費を13万円くらいで設定しています。
子どもの成長と共に食費もどんどんあがっていき、学校費、塾、習い事、通信費、光熱費、衣類などの出費も増え、カツカツか若干赤字なくらいです。
車は所有していません。
マンションなので戸建てに比べると光熱費は少ないと思います。
ステキな家を購入し、そのローンを返すことも含め、生活・人生のメインにできればいいのでしょうけど家族で旅行に行ったり、趣味を楽しんだりするなら家のために我慢することが増えると思います。
ちなみに婚姻時、元夫の年収が当時26歳で600万円、私0円として(実際はパートで350万円くらいあった)中古マンションを購入したときはローンを2千万円組みました。
月々ローン+管理費等で8万円、ボーナス時20万円×2回。
繰り越し返済をして39歳で完済。
それでちょうどいいくらいだったと今、振り返れば思いますよ。
扶養範囲内で働く理由なぜでしょう。お子さんは一人。小学生。
家が欲しい。今までの生活は車も所有していないし普通に生活できたと思います。
これから少し苦しくなる。けれど幼稚園時代と違ってお金もあまりかからないし(私立幼稚園に通っていたとして)パートで働くつもりだしなんとかなるだろうという考えなのでしょうが・・・
甘いです。日々の生活はなんとかなっても厳しいですよ。
4年も前から探していて、来年からは103万枠で働くってローン組むのは35年ってどんだけのんびり屋さんですか!
私なら夢ばかり膨らませていないでとっとと働きに出ます。ローンも25年かせめて30年で組めるような住宅を探します。
ご主人が不安がっているのであれば大きな負担になるのでやめたほうがいいですよ。
アドバイスありがとうございます!!
仰るように変動金利なので、上がった時は怖いです。
35年ローンだと繰上げ返済も頑張らないといけないですよね…
固定資産税や、修繕費…光熱費も上がることも考えないといけないですよね。
ありがとうございました!
家探しを続けて4年。
何度も手にしかけては諦め、ようやく出会えた理想に近い建売住宅。
「今度こそは」という気持ちが強くなるのは、とても自然なことです。
今回の相談を通して感じたのは、「欲しい」という気持ちと「大丈夫かな」という不安、どちらもあなた自身の本音だということ。
どちらかを無理に押し殺す必要はありません。
大切なのは、その両方の声にちゃんと向き合い、「家を買ったあとも幸せに暮らしていけるか」まで想像して、選択することです。
今回のプランには、いくつか乗り越えるべき課題がありました。
・35年ローンに頼るリスク
・戸建て特有の光熱費・固定資産税負担
・変動金利による将来リスク
・貯蓄の薄さによる“もしも”への備え不足
・教育費と住宅ローンのピークが重なる危険性
それでも、絶対に無理とは言い切れません。
家計を見直し、収入を増やし、きちんと準備を進めれば、**「憧れの家を現実に変える道」**は必ずあります。
FPとして強く伝えたいのは、「家を買うこと」自体がゴールではないということです。
本当のゴールは、買った家で、家族みんなが笑顔で暮らし続けられること。
そのために、焦らず、でも確実に準備を進めていきましょう。
もし今すぐ動くなら、
・今の収入で無理なく払えるローン条件を再確認する
・家計シミュレーションを作り直す
・妻の収入プランを現実的に見直す
こうした「情報の整理と現実確認」から始めるのがおすすめです。
モゲチェックで最適な住宅ローンを比較する
タウンライフ家づくりで資金計画を立てる
焦る必要はありません。
正しく準備すれば、「この家を選んでよかった」と心から思える未来が必ず待っています。
未来の自分たちを、いま守るために。今日できる一歩を、しっかりと踏み出していきましょう。